BAJA1000実況中継 その後


06BAJA500 06BAJA1000 07BAJA500(ソロ) 09BAJA500(ソロ)に参戦。すべて完走。うちクラス優勝1回。今はバイク休止中。
by kenoi0225
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2007 BAJA500 参戦記(まとめ)

4回に分けて記載した参戦記を読みやすいようにまとめました。

◆スタートから国道3号のK117付近(レストラン)までのレポート。

ホテルからスタート地点まで3分くらい。余裕があるので、ゆっくりホテルを出た。
待機場所には、チョークで番号が書かれててすぐに見つける事ができた。バイクを置き、近くにいる選手と会話をし写真を撮ったりしながら過ごす。スタートは昨年のBAJA500から2回目と言う事もあり、緊張する事もなくリラックスできた。
時間が来て、スタートラインに1列で並ぶ。まずは、エンジン部分にペイントされる。
その後、リアのランプが点灯するかのチェック。
チェックする人は2人くらいいましたが、”ギシュ”の名物伯父さんがいた。(知ってる人は知ってる)
その後、自分の番が来てスタートラインに行く。今回、オンボードカメラを付けてたので、スタート前に回りのキャンペーンギャルを映したが、後から見てもっとゆっくり首を振れば良かったと反省。
いずれにしても、緊張はほとんど無かった。
旗を振られて、スタート。旗を振る伯父さんは、昨年のBAJA500と一緒でシマシマのシャツを着ていた。振り方がカッコいい。(ペロペロペロペローって言う感じで振る)

スタートしてすぐに左へ回る。ここでこけたら恥ずかしいので、慎重に回る。その後、200mくらい直線を走り、ナナメに左に、その後左に回り、川下のオフロードへ。
そこから全開で走るとしばらくして、恒例のジャンプ。丸まってるのであんまり距離も出ず普通に通過。(本当は写真用にナナメに飛び出そうと思ったが距離が出そうもないのでやめた)

その後、前のバイクを追っかける。舗装道路に出るところに、205xを見つけすぐに抜かす。
村を走るが、昨年ほど荒れてなく走りやすい。気持良く走ったが、終始埃が付きまとう。
スポーツマンオーバー250(SMO)のバイクを数台抜かすが、1度転倒。すぐに復帰したが、せっかく抜いたバイクに抜かれる。その後、209x(リタイヤ)と213x(優勝)に抜かれた。
村から国道に出るまでに、ATV1台に抜かれる。ATVに抜かれるとペースが落ちる。
その後、国道に出てまた、北側のオフロードに入る。ここは、スピードが出せる区間。気持ちよく走ったが、何台かのATVに抜かれる。また、国道に出て、オーホスへ。
そこで、サポートのウメさんに、「問題ない」事を告げて、3秒でスタート。オーホスからは、幅が広い路面でスピードが出る区間。
SMOのバイクを数台抜かすが、フロントフェンダーに付けていたチューブケースが外れてたので、止まって付け直す。その後、しばらく走り、52マイル地点のMag7へ。ここまで、オンボード映像が撮れていた。
Mag7でガソリン給油中に、205xに抜かれる。その後、シルトっぽい砂のフープスが長く続く。
SMOのバイクとバトルしながら走る。狭い道では、抜かす事が出来るが、砂のフープスでまた抜かれる。これの繰り返しが数回あった。K78地点に出てきて、ウメさんのサポートを受ける。エアークリーナーに付けていたカバーを外したり栄養補給。すぐにスタートして、再度オフロードへ。この地点も同じく、SMOのバイクとバトル。K117手前で、252xをパス。しばらくして、フロントフェンダーのチューブケース脱落。252xが、拾って届けてくれた。その後、252xが先を行き、K117手前で抜く。その時の写真が撮られていた。この辺の地点は、よくDVDに出てくるところで、「あの出っ張った岩、DVDで見たことある」と思い、チョイ感動した。
国道に出て、マイクスに向けて走る。レストランでウメさんのサポート。チューブケースをガムテープでしっかり取りつけ、栄養補給をしてスタート。
その場所に、291xがいて、マシントラブルでリタイヤすると聞いた。
今後、サポートするとの事で、ゴーグルと、ヘルメットライトをトリニダットRM252地点で渡してくれる事になった。これで、マイクス越えを重いヘルメットライトのバッテリィを持たないで済むと思い助かった。

◆レストランからトリニダットRM252地点までのレポート。

サポートを終え、国道をマイクス方面に向かう。制限時速は60マイル。
栄養補給もしたし快調に走る。しばらくするとマイクスロードへ。
ここからマイクス小屋?までは快調に走る。前後には、バイク、ATVと絡む事なく、埃も無かった。マイクス小屋付近の川まで到着。そこにはギャラリーが。川の先にATVが水没したのか止まってる。プリランのときより、多少深く感じたが難なくクリア。
そこからも景色が良く気持ちよいオフロードが続く。体力、気力も十分でまだ元気。
しばらくして、ギャラリーのいる川渡りへ。ギャラリーが、「こっち!こっち!」とラインを誘導。その通りのラインを走るが、異常に深い。一番深いところでエンジンストップ。ギャラリーの歓声とともに、すぐに近くにいたギャラリーがバイクを押して川から出してくれた。セルを約7秒くらい回し、何とかエンジン始動。横では、キックしてエンジンがかからず苦労しているギャラリー。(ライダーは休んでいて、ギャラリーがキックしていた)
そこを横目に、バイクをスタートさせた。数マイル走り、またギャラリーのいる川渡り。ここでも同じく、ラインを誘導された。ここは、先ほどよりもっと深く、スタンディングしてもブーツの上から水が入るような深さ。もちろんエンジンストップ。また、近くにいた押し専用?のギャラリーがバイクを出してくれた。セルの力は凄い。また7秒くらいセルを回しエンジンがかかった。やっぱり近くには、水没してエンジンをかけている人がちらほら。ATVも結構いた。
後に、ギャラリーの指示したライン通りに走らない方が良いとのアドバイスをもらった。ギャラリーは、わざと深いところを誘導したらしい。水没するのを見るのが楽しいのか。楽しいよね。
冷静に考えると、この2箇所とも水をせき止めて深くしており、川下側に誘導された。やっぱり川上を通るべきだろう。今後の参考になる。
とりあえず、セルの力に助けられ、ロスも最小限で切り抜ける事ができた。
その後、ちらほら先にライダーが見られる様になった。埃が見えたら元気になり、追いついて抜かす。スピードは出ない道だが、軽量の250ccに有利な感じ。SMOのバイクは、この辺で3台くらい抜かす。クラス22の11xや9xも抜かした。その後、GPSを見るために、埃をかぶった液晶部分を手で拭いている時に、バランスを崩し、崖に落ちた。あまりスピードが出ていないところなので、バイクは2mくらい下で止まる。体はダメージなし。
引き上げようとするが、なかなか上がらない。また、気温が高く汗がダラダラ。先ほど抜かしたライダーに止まってもらい。2人でバイクを引き上げる。身長185cm体重100kgくらいありそうなアメリカ人で、らくらく上げてくれた。バイクを引き上げている時に9xにも抜かれる。お礼を言い、バイクをスタート。その後、引き上げてくれた人や9xを抜き返したが、今度は右側のハンドルガードのネジが紛失。気にせず走ってたら、ハンドルガードがずり落ち、ハンドルを切れなくなったので止まって修理。ネジが無いので、6角をハンドルガードとハンドルに挿入し、ガムテープで固定。ぐらぐらだが、ハンドルガードがずれ落ちる事は無くなった。せっかく抜かしたバイクにまた抜かれる。また、このとき、初めてガマンしていたおしっこをした。
再度、スタートして軽快に走る。何度かSMOクラスのバイクを抜かすが、BAJA3回目出場にして、埃の中でどうやって前のバイクを抜かすかの方法がわかった様な気がした。
埃が切れる所で、アクセルを開けて、なるべく近くに近寄る。埃で見えない時は、無理をしない。これを繰り返し行い、近くに近寄る。抜かす時は、一気に抜かし、思いっきりアクセルを開けて埃を満載(わざと埃を出す走りにする)にして逃げる。そうすると、まず再度抜かされる事はない。
この地点を走ってる時に、WRが近づいてきたのがわかった。
ここで、「埃を出すライディング」に切り替えて数マイルほど走ると見えなくなった。
ふかふかの所では、ホイルスピンするくらいアクセルをあけまくる事。
マイクス裏山をぐるっと回り、やっとの思いで、送電線が見えてきた。トリニダットまで近いところまで来ているが、そう思っても結構距離がある。
やっとの思いで、いつものピットポイントに到着。291xチームが待っててくれたので、新しいゴーグルとヘルメットライトとバッテリィを受け取りすぐにスタートした。
この時点で、目標としていたタイム13時間から遅れる事1時間だった。

◆トリニダットからサントトーマスまでのレポート。

トリニダットから2マイルほどでMag7だったが、見つからなく通り過ぎてしまった。
止まってGPSで確認し通り過ぎた事がわかった。
そのまま走った場合ガソリンは持ちそうも無かったし、エアークリーナーやドリンク、ゼリー類を預けていたPIT5だったので、戻る事にした。
レースコースの逆走だったので、慎重にゆっくりと戻る。10分くらいかかっただろうか。
途中にトロフィートラックのトップ#12がサイレンを鳴らして向かってきた。事前に気がついてはいたが、スピードを抑える気もなく、飛び石が恐かった。
逆走中に、ATVやバイク数台とご対面。せっかく抜かしたバイクだったが仕方が無い。
やっとの思いで、PIT5に到着。預けてあった荷物もすぐに受け取る事が出来て、ピット作業は比較的スムーズに終わった。ここで、栄養補給をして、疲れたからだが復活し元気になる。
ピット作業中に3台くらいのトロフィートラックが通過。このレースでマジカで見た。もう4輪が来ちゃったのかぁと恐怖の気持に。ライトカウルに電気が無かったのを「大丈夫か?」と笑われたが、「ヘルメットライト持ってるから大丈夫よ!」と言ったら、ヘルメットライトをつけるのを手伝ってくれそうになり、「まだ付けないNo. No.」と言ったやり取りも。言ってる事はわかるけど、伝える事ができない。
ピットを後にして、ロスした時間を取り戻そうと、頑張って走る。
昨年走ったコースだったが、ギャップが多くペースが上がらない。でもマイクスの裏山とかよりは、スピードが出るので思ったより早く国道1に出られた。その後海岸線までも難なくクリア。時たま、トロフィートラックが来たが抜かせ上手になってるので恐さも半減。
海岸線の石のフープス(500mくらい)も健在だった。ここまでは、昨年走っている場所なので、そこそこ走れた。サントトーマスまでは、順調に到着。サポートのウメさんとも迷う事なく落ち合う事ができた。この区間は、Mag7の通り過ぎを除いて順調だった。
Mag7の通り過ぎのロスは、20分くらいか。
この時点で、目標としていたタイム13時間から遅れる事1時間10分くらいだった。
21:00ゴール予定だったが。。

◆サントトーマスからゴールまでのレポート。

サントトーマスでHIDライトを装着、エアークリーナー交換、栄養補給をしてゴールに向けてスタート。しばらく国道1を北上。途中30秒くらいショートカットが出来るヒルクライムがあるがパスする。国道から左側に入り再びオフロードになるが、この道は初めてで、砂っぽい路面が続く。山越えと尾根づたいに通る道が続き、夕日とあいまって景色が良い。この頃からバキーが来るようになった。道が狭く逃げ道が少ないので、後ろが気になり気持ちよく走れない。バギーを通してからは、埃と夕日の相乗効果で視界がかなり悪い。上ったり下ったり、シルトっぽい路面が多く、ペースが上がらない。ギャラリーもほとんどいない。途中から、少し路面が硬くなり走りやすくなってからは、夕日もしずみ真っ暗になった。HIDのライトは、1灯だが非常に明るい。ペースは落ちるが、見えなくて危険と言う感じは一切ない。後ろから来るバギーもライトで判断できるので、不意に抜かれる事もなく精神的に楽になった。しばし、バギーに抜かれ、埃でこてこてにされるものの、開き直った状況になっており、これからでも500マイルでも600マイルでも走れそうな気になっていた。普段できないナイトランを楽しみつつ、軽快に走った。疲れも出てきたが、もう少しでゴールだと言う事がわかってたので、気力で走る。チェック4までは、順調だった。そこから、国道3までは、距離にして20マイルほどだが、シルト路面が多く出現し、数度足を取られて転倒し、ますます疲れた。チェック4から国道3までで、かなり疲れた。国道と平行にして走るコースだったが、凄く長く感じた。やっとの思いで、国道に出て一服。最後の村の中は、2度ほどミスコースしたが、ロスも少なく復帰。村の人も応援してくれ、最後の力を振り絞って走る。ノーマルライトのバイクを2台ほどパスし、ゴール付近の川原まで来た。最後は、ギャラリーの歓声を受けて気持ちよくゴールラインを通った。ゴールでは、サポートのウメさん夫婦が出迎えてくれて、冷え冷えのテカテビールを渡してくれた。それを、一気に飲み干した。昨年のBAJA1000のゴールの時も、同じ様にビールの一気飲みをしたが、その時同様、凄く美味しかった。空腹のお腹に効いたが。
ゴールでは、サフフィッシュも出迎えてくれて、サインをしたり、写真を撮ったり。
ゴールして思った事は、腹減ったので、早く飯食いたいと言う事。
15時間6分44秒の間に、食べたのは、ゼリー類やドリンク類、サプリメント類、水分のみだったので、固形物が食べたかった。
ゴールして、10分くらいして、ホテルへ向かった。ホテルでは、石井さんをはじめ、皆さんが出迎えてくれた。とりあえず、怪我もなく無事帰ってこれたて、良かったと祝福してくれた。

部屋に入り、シャワーを浴びて食事へ。
レストランを回るもの、閉店する店ばかりで、やっと見つけたお店がタコス屋。
そこで、ビールとタコスと、スタートからのオンボード映像を見ながら談笑した。
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by kenoi0225 | 2007-06-21 12:42 | BAJA1000
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